3/07
オーストリア・チロルへの旅行準備を開始
今週の10日から一週間の予定でオーストリア西部のチロル地方にスキーに行く事になり、出発の準備を始めました。オーストリアには海が無いのでヨットではなく成田から空路で向かいます(あたりまえ!!)
スキーの準備だけならすぐにできるのですが、現地のスキー場に知人が何人もいるのでお土産を集めるのに時間がかかりそうです。
今ユーロに対して日本円が高くなっているのと、季節がらバーゲンの時期に入っているのでスキーの板はこの機会に現地で調達する予定なので荷物はスーツケース一つですが、それにも関わらずお土産で大きなケースが結構一杯になっています。
旅行記をこのブログに毎日アップする予定ですので楽しみにしていてください、ただしチロルのきれいな景色の写真は帰国後に貼り付けるつもりです。
3/09
スイス航空に搭乗
朝の10時、11:05発のスイス航空に乗るためチェックインしました。これからオーストリアスキーツアーの始まりです。
3/10
オーストリア・チロルの町ランデックヘ
12時間以上のフライトの末16(現地時間)にスイスのチューリッヒ空港に到着しました、同じ飛行機に乗って来た我々グループ以外の乗客はヨーロッパ各地に乗り換えて行き、ここでは素早く荷物を受け取り、ゲートを出るとハリーが車で出迎えに来ていました。さらに2時間半の車旅の末に丘の上の教会と並んで建っているクロンブルグホテルに到着、ドロミテから移動して来たグループと合流して楽しい夕食になりました。
とにかく眠い、明日の事を考えて早く寝ます。

  
                  滞在するクロンブルグホテルと隣接する教会
3/11
 ナウダースでスキー
朝起きてもまだ時差ボケが少し残っています。とは言ってもチロルでの初日、まずバスでランデックの街にあるハリーのスポーツショップに立ち寄り、注文しておいたスキーを受け取った後イタリアとの国境にあるナウダースのスキー場に行きオーストリアでの初滑りとなりました。
天気は曇りで時折雲間からアルブス特有の山が見える程度でスキー場全体の様子は分かりませんが、温帯にある日本の雪とは全く違う雪質に歓喜の声をあげながら自由滑降を楽しみました。
午後からは太陽も顔を出しました。でも写真はとれず、明日は晴れの予報でスキー場を変える予定です。

   
                       ナウダースのスキー場
3/12
スイス・サムナウンからオーストリア・イシケルへ

予報どおり朝から日が射しています、昨日のナウダースの準備体操で皆さんやる気充分、バスで昨日と同じ道を通り西へ、途中からイタリア方面には曲がらず直進して国境を越えスイスのサムナウンに行きました。
定員200名の2階建てのゴンドラで上がった所にあるスキー場はとてつもなく大きく、隣接するオーストリア側のイシケルと合わせると例えば志賀高原がいくつか集まったような大きさです。チェアリフトも8人乗りが何本もあったりしてなにもかもかもが大きいのに驚かされます。
当然全コース回れる筈もないけどアルプスの景色を眺めながら半分くらいのコースを楽しみ、イシケルで昼食をとり、また国境の尾根を越えてスイス側に戻ってきました。  

  
                          二階建てのゴンドラ

  
               広大なスイス・サムナウンスキー場のごく一部

3/13
フェーダース、フィスへ

今日はランデック街中を南に折れて20分ほどの所にあるフェーダース、フィスへ行きました。このスキー場もとてつもなく大きく、日本で言うと北アルプスにあるいくつものスキー場が全て一つにつながっているような規模です。トーマスのガイドでオーストリアアルプスの景色を眺めながら尾根をいくつも越えて、食事をする南の端にあるレストランまで半日かけて行き、大きなゲレンデを楽しみました。
途中最大斜度のコースには「KAMIKAZE」の名前が付いていました、どういう意味なのでしょうか。天気はきょうも快晴、恵まれ過ぎているのが恐ろしい程です。
  
                 オーストリアアルプスを一望できるフィスの展望台

  
                      展望台からのオーストリアアルプス

3/14
サンアントンでスキー
今日のゲレンデはランデックから西方に行った高級リゾート地サンアントンです。ここはアルベンスキー発祥の地との事、ついに聖地のような所に来た思いです。昨日までのスキー場ほどではありませんが、やはり日本では類を見ない位の規模です。グループは502人を除き60代から70代後半までの元気なおじさんとおばさん達ですがさすがに少し疲れがたまってきた様子、景色の良いレストランでゆっくり食事をしたり途中でヴァイツェンビールを味わったりしながら滑り戻って来ました。夜にはランディングのスキーコーチ達がヨーデルを披露してくれ楽しい食事になりました。
明日は最終日、インスブルックに行く予定です。

  

                       サンアントンのスキー場

  
                    ホテルの裏手にあるクロンブルグ城
3/15
インスブルックへ

空は久しぶりの薄曇り、高速道路を東に向かい、チロルの州都のインスブルックに近づくと雪がパラついてきて冬の様相です。滑り始める頃には雪が止み今回の最後の滑りを楽しみました。ここでは過去2回の冬季オリンピックが開かれて記念の建物などが残っています。
昼過ぎには宮殿の残るインスブルックの街に入り短時間の観光とショッピング、初めてのゆったりした時間でした。
ホテルへの帰路に丘のユーエンさんのお宅で手料理をいただきながら、またまた楽しい時間を過ごしました。
明日はスイスのチューリッヒ空港経由で帰途につきます。

  
                         インスブルックの街並み

  
                  マクシミリアン1世時代の「黄金の小屋根」

3/17
チロルから帰ってきました

昨日は朝から雪が降っていました、気温が高く珍しく日本に降る雪のような大粒の雪です、雪を見て今回は本当に天候に恵まれた事を実感しました。
ヘルベルト・ユーエンさんにホテルまで見送りに来ていただきました。ユーエンさんは1970年に私が初めてスキーを教えていただいた方で、クルッケンハウザー教授のいた「オーストリア国立スキー学校」の出身です。今回はその学校のあるサンアントンの隣のサンクリストフにも初めて訪れる事が出来ました。
アウトバーンに乗ってみぞれ雪の中を西へ、国境を通りチューリッヒ空港から12時間のフライトで帰国しました。
オーストリアのスキー場は以前に行ったスイスのユングフラウ、ツェルマット、フランスのシャモニー等のスキー場とは違って、どこもとてつもなく広く大きいのに圧倒されました、しかも我々以外の日本人に会わなかったのも驚きでした。