7/06
晴天が続いているので

昨日のグループは景色を楽しみながらプラン・ド・レギューからモンタンベールに向かってトレッキングをしていることでしょう。
明日のランデックスまでのチケットをゲットするため、9時に家を出ました、夜の寒さは全く無く歩いているとシャツ一枚で全く平気な陽気です。
直接プラのチケット売り場には向かわずに今日も1350mの所にある山小屋の「フローリア」に向かいました。先日同様に途中で山小屋の主人の運転するプラドに挨拶をされながらまたも追い抜かれてしまいました。今日も絶好の天気なのでしばらくフローリアのテラスでゆっくりしてからプラのチケット売り場に下山して行きました。
今日は気温が20℃まで上がり日差しの中を歩くととにかく暑い、でも木陰に入るとひんやりします、関東では例年よりかなり早く梅雨明けして猛暑日が到来したとのこと、ここで「暑い!」との言葉を吐くと叱られそうですね
週末ということで町の中の広場ではフリーマーケットが開かれ賑わっていました。
明日は山歩きのグループとフレジュールからランデックスに行きトレッキングする予定です。

7/07
 ほんのチョットうれしい事がありました

近くのプリューアホテルで今日のグループにお会いしました、栃木県の足利市から来た男性1人女性3人の「剣・立山・穂高登山隊」と自称するとっても仲の良い4人グループで、歳は私よりも少し上と思われる方達です(プラス若い添乗員1)。「私は栃木県の黒磯で生まれ育ったんですよ」と自己紹介すると県南と県北とに離れてはいるものの同郷ということですぐに打ち解けてしまいました。
まだ白い湖のラックブランへのコースは残雪が多いため、先日と同様にフレジュールからランデックスまで登り、フレジュールまで戻って来てから花の山小屋「フロリア」経由でプラの教会までのトレッキングになりました。
プラの教会前広場で昼食をとったのがちょうど昼の12時、今日はまだ時間が十分あり皆さん「ブレバンに登りたい」とのことで、ゴンドラ乗り場まで案内してガイドを終了しました。
プラからアルブ川沿いのプロムナードを通りシャモニーへ帰る途中、道端にある大きな石作りのベンチの上に何やら物が見えます、ベンチの石はきれいに磨いてあって物が乗っていると良くみえるのです、近付いて取り上げると昨日無くしたと思っていた私の携帯灰皿でした。予備を持ってきているので不自由はしませんでしたが、丸24時間ぶりの発見に「今日は良い事があった」とうれしいものです。
今日も暑かった、シャワーを浴びて冷えたビールで一杯やります。

   
        
案内板
    トレッキングコースの至る所にこのような案内板が整備されています。
    
これを辿って行くと迷うことなくトレッキングできるのです。

7/08
昨日は七夕でした

でも昨夜遅く雷雨がありました、一時強い雨が降ってもすぐに止み、増水などは無い程度の雨でしたけど。
少し雲が多いけどモン・ブランは良く見えていて、今日もエギュー・ド・ミディ展望台に登る人は良い景色を見られる事でしょう。平日ともあってゴンドラ乗り場はそれほど混雑してはいませんでした。気温は20℃くらいで日陰に入ると涼しいけど、日射に当たると結構暑い、明日の準備もあって徒歩でプラまで約2Kmの道のりを往復してからカルフールで買い物をしたりして町の中を散策していました。
明日の天気予報があまり良くないためグループの予定が流動的ですが、昨日同様ランデックスまで行くことになりそうです。

  
          シャモニーの中心街の様子

7/09
涼しいトレッキングでした

グループは視界が悪くて昨日の午後のエギュー・ド・ミデイ行きをあきらめたため、今日の午前中に再度チャレンジしたので、ランデックス行きのハイキングは午後からのスタートです。
12時前にホテルで合流して総勢18名で一昨日とほぼ同じコースのトレッキングを楽しみました。午前中は天気が良くエギュー・ド・ミデイからモン・ブランがしっかり見えたそうで、午後は山は全て見えてはいるが雲が多くて日差しが弱くあまり暑くないトレッキングとなり、予定変更で大正解だったようです。寒気が入りだして雷雨になったのが皆さんホテルに戻ってからだったので、本当にタイミングの良いグループです。
スイスのツェルマットとザース・フェーに長らく滞在していたMYZKさんが久しぶりにシャモニーに戻って来たので二人で外食となりました。9時には中国料理店「雪国」の窓から真っ赤な夕焼けに染まるシャモニー針峰群、エギュー・ド・ミデイやモン・ブランを眺めながら久しぶりの外食です。
残念ながらカメラを持っていかなかったので、別の機会に写真を撮ってアップします。

7/10
父親の命日

今日は13年前に亡くなった父親の命日です、異国にいて墓参りはできませんが、こちらで手を合わせることにします。家内と子供たち、それに2人の孫が代わって墓参りしてくれたようです。この頃こうして私が元気でいられるのも親の存在があったからと感謝する毎日です。
そんな思いもあり、かつて曾祖父の郷里の新潟に足を運び、また黒磯の市役所で古い戸籍謄本などから調べた私の祖父や曾祖父の生涯を、時間のある時に伝記まがいの文章にしてまとめているところです。まとまったら私の兄弟や従兄弟や子供達に伝えようと思っています。

7/11
                         フリークライミングを楽しむ女の子

フリークライミング大会会場には子供用の壁もあり、小さな子供が楽しんでいます。                     

朝は涼しくて上着が必要だけど日差しがあるとすぐに暑くなります、10時くらいになるともう上着は必要ありません、今日も20℃近くまで気温が上がりました。
9時過ぎに町に出て中央にある公園に行くと、今年もフリークライミングの大会が開催されていました。カメラを持ってくるのを忘れたので写真は撮れず、夕方にカメラを持って出直したらもう終わっていました。(2010714日のブログに同様の写真があります)
シャモニーは第一回目の冬季オリンピックが開催された場所で、それ以来スキーのメッカとなっているだけでなく、夏季にはスポーツを楽しむ人々が世界中から大勢集まってくる所になっています。町の中にはスポーツ施設があり、いろいろなスポーツを楽しんでいる多くの姿が見られます。単なるモン・ブラン山系の観光地というだけではない町(正確には村)なのです。

7/12
今年初めてリッフェルゼーへのハイキングです

  
      
左が少し太った「マッターホルン、フランス名セルバン(4478m)」、
      右の山が「ダン・ブランシュ(4357m)

毎年たくさんハイカーが訪れる「リッフェルゼー」周辺では、今年はことのほか残雪が多くてこれまでこのコースのハイキングはできませんでした。
例年だと6月中旬には通れるハイキングコースがやっと一か月ぶりに空いて通れることになり、33人と大勢のグループを2人で手分けして案内することになりました。
案の定他にいくつものグループが殺到していて、コースは渋滞状態です。「逆さマッターホルン」の見える湖の周りは写真のとおり日本人だらけ、いつもの光景が戻って来ました。(この写真の裏側にはこの何倍もの日本人グループがいます)
こちらでは今が盛夏、天気も良く絶好のハイキング日和を皆さん楽しんでいました。

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