朝の6:40にホテルの外に出てみると、寒い中もう皆さん厚着をして展望台に集まっていました。今日の日の出は7時ちょうどの予定、次第に明るくなってきて、マッターホルンの上空の色が紫色に変わり、次に頂上付近から赤く染まり始めると一斉に皆さんシャッターを切りはじめました。
次第に山全体が赤くなったのを見届けてからホテルでユックリと朝食を楽しみ、8:43の下り電車でツェルマットまで下り14人の方々はグループの他のメンバーに合流して次の目的地に向かって出発していきました、今日の私はこれでフリーです。
今夜泊るホテルに戻り荷物の整理をしていたら早10時を過ぎてしまったので、予定していたテッシュホルン方面への散策をあきらめ、今年一度も登っていないヨーロッパで一番高い所にある3883mのクライン・マッターホルン展望台まで行ってみることにしました。途中のゴンドラはスキーヤーで一杯、私はスキーを持って来ていないので彼らを横目でみながら展望だけを楽しむことにして階段を上り展望台へ。残念ながら今日のイタリア・フランス側は雲が多くモンブランを望むことはできませんでした。それでも一応展望をたのしんで、トロッケナーシュテグ、シュバルツゼー、フーリと途中下車をしながらツェルマットに戻ってきました。
明日は朝から今年最後のガイドが入っています。
朝日に照らされてワイスホルンの縦縞の岩肌が良く見えます
マッターホルンの朝焼け