8/21
増毛(ましけ)から天売(てうり)港へ
 走行距離 : 37.2 NM
 Total : 37.2 NM
 走行時間 : 5:45
 Total : 5:45
12:30増毛出港、18:15天売入港
一昨日、飛行機と鉄道を乗り継いで日本海側の増毛に到着しました。春に亡くなった母の新盆を済ませるため、一足先に出航した「K&A」に最初から同乗することができず、ここで乗り込むことになりました。
係留してある「ノールマリーナ増毛」で「K&A」のスクリューの修理が済むのを待ってから出港、マリーナで指示された航路を通って外海へ、波は静か快晴でとても暑い、テレビからは昨日の高校野球決勝戦再試合の様子が流れています、田中と斉藤の好投による良い試合を展開しているようです。 天売・焼尻両島の間を通って天売港へ、少し風が強まって来ましたがフェリー乗り場北の岸壁に無事着岸しました。
風呂を探しましたが旅館の風呂は断られ、仕方なく焼肉屋で夕食になりました。 港へ向かう時間になると滝のような雨、明日も雨模様です。
8/23
天塩(てしお)港へ
 走行距離 : 37.1 NM
 Total : 74.3 NM
 走行時間 : 5:45
 Total : 11:30
7:00天売出港、12:45天塩入港
昨日は雨のためこの島にて待機を決め、観光案内所で紹介された港近くの民宿「青い鳥」で入浴、「海鮮炭火焼」で海の幸を堪能しました。
少し風が強いけど雨が上がったので本土の天塩に向けて出港、波が高い状態の中、隣の焼尻島を右手にみながら北東方向へ、天塩港が確認できるようになると晴れてきて大きな定置網が見えて来ました、網の切れ目を見つけて天塩港に進入しました。
国道沿いの食堂で昼食近くのラーメン屋で昼食、夕方は港近くの「天塩温泉夕映」に行き500円の風呂とレストランで食事となりました。
 
                         天塩川からの利尻富士
8/25
利尻島・沓形(くつがた)港へ
 走行距離 : 36.4 NM
 Total : 110.7 NM
 走行時間 : 5:55
 Total : 17:25
6:00天塩出港、11:55利尻沓形入港
昨日は雨のためまた一日待機、「手塩町歴史資料館」時間をかけて見学、急に振り出した雨に喫茶店を見つけてコーヒー一杯で3時間の雨宿りです、雨があがり船に帰ろうとするとママさんが「旅行途中の味噌汁の実にして食べて」とアサリを袋一杯いただきました。雨上がりの夕方の北の方角には次の目的地の利尻富士が良く見えていました。
天塩を出港する時、岸壁で荷揚げをしているお母さんたちが手を振って見送ってくれました。港外に出ると雲は多いが昨夕見えた利尻島の裾が遠くに見えています、近づくにつれて晴天になり海から直接頭を出した富士山のような島の全容が見えて来ました。フェリーが入港するのに続いて沓形港に入港、空いている東側の岸壁に着岸しました。
「ホテル利尻」で風呂に入り居酒屋で食事をしていると、神戸から自転車で一人旅をしている学生が宿を探している様子、今夜は船に泊めてあげることになりました。
8/26
礼文島・香深(かふか)港へ
 走行距離 : 7.9 NM
 Total : 118.6 NM
 走行時間 : 2:00
 Total : 19:25
7:30利尻沓形出港、9:30礼文香深入港
今日の行程はすぐ近くの礼文島、昨夜船に泊めたWD君は稚内に自転車を置いて来ているので稚内まで同行することになりました。 距離が近いので弱い風にセーリング主体のクルージング、香深港の南側の岸壁に着岸しました。
WD君はすぐに礼文岳までのハイキングに出かけて行きました。 お風呂はまさに名のとおり「北限の湯」で、その後焼き魚の店に入ったのですが蚊が多いのには閉口してしまいました。
 
                             礼文島香深港
8/27
稚内港へ
 走行距離 : 33.1 NM
 Total : 151.7 NM
 走行時間 : 6:05
 Total : 25:30
7:25礼文香深出港、13:30稚内入港
快晴です、右手に利尻島を見て何度もフェリーとすれ違いながら野寒布(ノシャップ)岬へ、中間地点まで来たところでWD君は船酔いでダウンしてしまいました。 湾内に入るとロシアの船が、黒く痛んだ船体で効率の悪そうなエンジン音をたてながら出入りしているのが見うけられます。 まずは漁協前に着岸して給水を受け少し南側の土産物屋近くの岸壁に移動、ここに自転車を置いていたWD君はまた一人旅をスタートして行きました。
ポートサービスセンターで有料のシャワーを使い商店街に食事に行くとすべての店の看板がロシア語で書いてあります、国境近くの港である事を実感させられます。
8/28
浜鬼志別(はまおにしべつ)港へ
 走行距離 : 31.8 NM
 Total : 183.5 NM
 走行時間 : 5:25
 Total : 30:55
7:25稚内出港、12:50浜鬼志別入港
宗谷湾には大きな定置網があるので、その内側を通って陸沿いに宗谷岬へ、北海道の定置網はどれも大きく陸地から4-5マイル離しても注意が必要なようです。 宗谷岬に近づくと波が出てきましたが本土北端の景色を眺めながら、9:45ついに日本最北端を通過しました。
浜鬼志別港は周りに何もないような小さな港で「港湾案内」の図とは岸壁の様子が変わっています、南側の作業台船の隣に係留しました。 徒歩で1Km先の「さるふつ公園」に行き入浴、同公園内の「風雪」でこの地特産のホタテ料理で夕食となりました。
8/29
枝幸(えさし)港へ
 走行距離 : 34.6 NM
 Total : 218.1 NM
 走行時間 : 5:20

 Total : 36:15

6:35浜鬼志別出港、11:55枝幸入港
港外のほたて漁船団が作業しているのを見ながら南東方向の枝幸港へ向かいました。 枝幸港は大きな港で一番奥の漁港の西側に係留しました。 すぐそばで作業していたシャケの陸揚げを見ていたら、漁師さんがシャケを2匹投げてくれました、すぐにさばいて冷蔵庫へ、新鮮な食糧をありがとうございました。
 

入浴施設を探すために町役場の観光課にパンフレットをいただきに行ったら、若い職員が「船を係留するのなら、一か月前までに届け出を出してもらわなければ困る」とのこと、例の北海道の悪名高い条例のことらしい、「いつ入港できるかわからないのに事前連絡など不可能だ」としばらく問答したら、上司のところに相談に行ってしまいました、次に上司らしい役人が窓口に出て来て一言「気を付けて旅行を続けてください」だと、この人はわかっている。
公衆浴場「はまなす」が近くにあるので遠い温泉施設に行く必要が無くなり安心しました。
8/31
紋別港へ
 走行距離 : 51.3 NM
 Total : 269.4 NM
 走行時間 : 6:50
 Total : 43:05
6:30枝幸出港、13:20紋別入港
昨日は枝幸で待機してしまい、昨夜はいただいたシャケのチヤンチャン焼きで夕食を堪能しました。
曇り空ですが、紋別に向けて出港、定置網を避けるため大きく沖出しをしてから南西方向へ、常時3ノットくらいの連れ潮で距離を稼ぎ順調な航海となりました。 大きな紋別港内の北側にある漁港の海上保安庁近くの岸壁に係留しました。
すぐに保安官が駆けつけて来て「航海計画」を聴取、半月前に根室沖でカニ漁船がロシア船に銃撃を受けた事件が発生しているのでピリピリしている様子です。保安官の提案で「オホーツクタワー」近くの観光船の船溜まりに移動することになりました。
流氷観光船「ガリンコ号」が係留されているこの場所は岸壁が高く係留しにくく、周りには店など何もない、岸壁は波が来ると笛が鳴るようになっていて「ブォー」という波の音がうるさい場所です。保安官が帰ってしまう夕方まで待って再び先ほどの岸壁に戻りました。 ここなら町も風呂も近く住み心地が良さそうです。
すぐにスーパー銭湯「とっかりの湯」に行きさっぱりして場内の食堂で乾杯となりました。
9/01
網走港へ
 走行距離 : 53.6 NM
 Total : 323.0 NM
 走行時間 : 6:50
 Total : 49:55
7:30紋別出港、14:20網走入港
今日も曇りがち、網走に向けて出港すると3ノット以上の連れ潮があり、今日も順調です。 能取(のとろ)岬を回って小雨のなか網走港の川手前の漁港に着岸しました。
銭湯「ときわの湯」に行ってから地元のヨット乗りのお好み焼き店「八点鐘」へ、店内には船具などが飾られていてご主人の船に対する思い入れが伺えます。

 
                      「八点鐘でマスターと」
9/02
知床・ウトロ港へ
 走行距離 : 31.3 NM
 Total : 354.3 NM
 走行時間 : 5:20
 Total : 55:15
8:00網走出港、13:20ウトロ入港
今日は晴れてきました、ゆっくり出港して知床半島の中ほどにあるウトロ港に向います。すこし波が残っていますが日差しが強く、右手に独立峰の斜里岳、正面に知床の山々を見ながら5時間ほど、学生時代にアルバイトをしていて、その後幾度も訪れた場所ですが、27年ぶりのウトロには丘の上に大きなホテルがいくつも建っていて全く別世界のようになっていました。
港口の「オロンコ岩」に近づくと、稚内で別れた自転車一人旅のWD君から電話が入り「ウトロに着いた」とのこと、「こちらは今から入港するところ」と南側にできた新港に入って行き1週間ぶりの再会となりました。
学生時代(加藤登紀子が歌う2年前のこと)毎日のように「知床旅情」を歌っていたバイト先の「知床ユースホステル」は今や「知床夕日のあたる家」という名のホテルに模様替えしていて、私の事を覚えてくれていた「父さん」、それに女将さんと久し振りの再会、お風呂とおいしい食事をいただきました。    
   
                           ウトロ港の夕暮れ
9/03
知床岬・文吉湾へ
 走行距離 : 23.2 NM
 Total : 377.5 NM
 走行時間 : 4:15
 Total : 59:30
8:05ウトロ出港、12:20文吉湾入港
昨夜船に泊まったWD君はまた自転車の一人旅に出かけて行きました。
今日は雲一つ無い快晴で、風も波も全くありません。いつもだと目的地まで真っ直ぐに走るのですが、今日は知床半島先端の「文吉湾」までは近いので、観光船のコース沿いにゆっくり観光を楽しみながら向うことにしました。200mもある断崖、カムイワッカの滝、直接海に落ちているカシュニの滝などに近づきビール片手に知床の自然を十分に満喫した航海でした。
 
                           カシュニの滝
文吉湾は小さな臨時漁港でもちろん周りには何もありません、テレビの電波も携帯の電波もとどかない静かな入り江で周りの丘にはエゾシカの群れが集まっていましたよ。
9/04
羅臼港へ
 走行距離 : 26.4 NM
 Total : 403.9 NM
 走行時間 : 5:30
 Total : 65:00
6:30文吉湾出港、12:00羅臼入港
湾を出て北に向かうとすぐに「知床岬」、岬を周ると東からの風と波が強くなってきました。 周りには網を引いている漁船がいっぱい、網にかからないよう注意をしながら次第に南に転進すると左手に「国後島(くなしりとう)」の最高峰「爺爺岳(ちゃちゃだけ)」が見えてきました、今回初めて見る外国です。全く人の気配のない海岸線を見ながら南西方向へ。
羅臼港の防波堤の形は「港湾案内」とは変わっているので、南側の港口から入港、最初に南側の空いている岸壁に着岸しましたが、遊覧船の岸壁とのことで北側の新しい船溜まりに移動しました。
9/07
標津(しべつ)港へ
 走行距離 : 23.2 NM
 Total : 427.1 NM
 走行時間 : 4:35
 Total : 69:35
6:30羅臼出港、11:05標津入港
天候が安定しないので羅臼に2日間滞在しました、昨日は自然の中の露天風呂「熊の湯」で温まり、間欠泉が吹き出すのを1時間も待っていたり、とゆったりした羅臼の休日を過ごしました。 今が旬なのか近くの岸壁ではクレーンを使ってサケの陸揚げをしています。北海道に来て感じたことは、どこの港にいっても漁船や港の岸壁が立派なこと、また漁師や漁協職員が若くて大変活気があることです、日本の漁業の大部分を占めていることもあるのでしょう。そういえば町の食堂の壁のポスターに「あなたも漁師になりませんか?」と書いてありました、ここではサラリーマンより何倍も収入が多いそうです。
 
                      羅臼港のサケの水揚げ
今日は曇り空ながら堤防の向こうに「国後島」が見えてきたので根室に向けて出港、羅臼の海上保安官からいただいた根室海峡の航路図を参考に知床半島と国後島の中間を南下、途中警戒中のコーストガードの船が近付いて来て「国境ラインを越えないように」と注意してくれました、根室の銃撃事件の現場に近づいているのを実感です。
前方に野付半島が見えだした時、スクリューに何か巻き付けたらしくエンジンが停止してしまいました。 根室行きをあきらめセーリングで近くの漂津港に向かおうとしていたところ国境ラインに近かったので、すぐにコーストガードが近付いて来ました、事情を話したら漂津港まで誘導していただきました。
港で潜水夫に潜ってもらってロープの束を取り除いていただきました。今日はこの港までとします。 夕方から強い雨が降って来ました、明日も残りそうな雨です。
9/08
根室港へ
 走行距離 : 30.2 NM
 Total : 457.3 NM
 走行時間 : 4:45

 Total : 74:20

8:15標津出港、13:00根室入港
朝から強い雨が降っていますが、意を決して根室に向け出港、波が荒く風も強いので大きくヒールしながら視界の悪い海上を南へ、根室港3マイル手前位でやっと陸地が見えてきました。 根室ではあらかじめ連絡を取っていたYMZKさんが昼ごはんを準備して出迎えていただきました。
昼食後にYMZKさんの車で今後入る可能性のある温根元港、花咲港、落石港を陸路で案内していただき、野沙布岬まで連れていっていただきました。ロシアが管理している貝殻島灯台がすぐ眼の下に見えています、海峡の幅は4Km以下、明日この海峡を通過する事を考えると少しだけ緊張してきました。
夜はお世話になったお礼を込めてYMZKさんと一緒に回転すしの「花まる」で食事となりました。
9/09
落石港へ
 走行距離 : 35.2 NM
 Total : 492.5 NM
 走行時間 : 6:25
 Total : 8045
8:45根室出港、15:10落石入港
今日は珸瑤瑁(ごようまい)水道を通って太平洋に出て落石港に向います。港外に出ると濃い霧が立ち込めていてすぐに陸地が見えなくなってしまいました、GPSとレーダーをたよりにまずは東の水道方面へ、レーダーには左手近くにコーストガードの大きな船が映っていますが、肉眼ではやっと確認できる程度です。
珸瑤瑁水道に差し掛かるとコンブ取り船のために設置したブイが見えました、ブイは4km未満の狭い水道の中間ライン上に500mほどの間隔で設置してあります。ブイをたよりにその日本側を南に下り水道を抜けると波が高くなって来ました、これが太平洋の波です。次第に西に向けて、ユルリ島・モユルリ島をかすかに右に見ながら深い落石湾の港に入り漁協近くの岸壁に着岸、先回りしていた昨日のYMZKさんにもやいを取っていただきました。
一段落後一緒に近くの民宿「しおかぜ」に行き、まずは洗濯機をお借りして洗濯をしながらお風呂と食事、名物の「花咲カニ」を味わうことができました。
9/10
厚岸(あっけし)港へ
 走行距離 : 43.9 NM
 Total : 536.4 NM
 走行時間 : 6:40
 Total : 87:25
9:15落石出港、15:55厚岸入港
朝早く民宿「しおかぜ」のお母さんが洗濯物を乾燥して港まで届けてくれました、何から何までお世話になりました。
今日は日曜日ということで漁協主催の「ポートフェスティバル」が係留場所の前で開催されています。 主催者の挨拶の中に「港は漁師だけが利用する設備ではない、地域の中心的な場所として地域住民に親しんでいただく場所にしたい」と、同感です。「ポートフェスティバル」の開会式が済み、釣り大会が始まるのを見届けてから出港しました。
定置網に注意しながら落石湾を出て南西方向へ、波は静かになって来ています。右手遠くに浜中湾を望み、大黒島をまわってから約一時間かけて深い厚岸湾の奥にある厚岸港に到着しました。
徒歩で5分くらいのところにある「鈴木旅館」で風呂と食事、出張工事などで泊まり込んでいるグループが同じ部屋で寮の食事のようなメニューの食事をしていました、こちらは注文料理なので申し訳ない。
9/11
釧路港へ
 走行距離 : 35.0 NM
 Total : 571.4 NM
 走行時間 : 5:40
 Total : 93:05
5:30厚岸出港、11:10釧路入港
朝も暗いうちから対岸で水揚げをしている漁船の引き波で「K&A」が大きく揺られています、これではたまらないと日の出前に出港する事にしました。
厚岸湾は円形の大きな湾で「こんなところでディンギーで遊んだらいいなぁ」と思います。
外海も静かで風も穏やかでしたが釧路港が視認できるところまで来ると前線の雲が頭の上を通過し急に北の風が強まりました。南側の堤防を回り釧路東港奥の小さな船溜まりに入りコーストガードの船の隣に着岸しました、久しぶりの大都会です。
早い時間に到着したのでタクシーを拾い老舗のそば屋「東屋」で昼食、徒歩で町を散策しながら港に戻り、貯まった洗濯物を持ってコインランドリーに行って時間を結構有効に使いました。 夕方には落石漁港でいただいた新鮮なサンマをデッキで焼いて豪華(?)な夕食となりました。
 
                        幣舞橋(ぬさまいばし)
9/12
十勝港へ
 走行距離 : 62.7 NM
 Total : 634.1 NM
 走行時間 : 8:55
 Total : 102:00
6:05釧路出港、15:00十勝入港 今日は少し遠いのですが、途中に良港がないので広尾町の十勝港を目指すことにします。 今日も海上は静かで変化のない海岸線に沿ってひたすら南西方向に、連れ潮の影響もあり順調な航海となりました。 十勝港は最初に大きな白いサイロから見えて来て、近付くにつれて大きな港である事がわかります。 3Kmもある長い堤防の中に入り、一番奥の岸壁に着岸しました。 もやいを取っていると、役場の職員、漁協職員、警官、税関などそれぞれいろいろな立場の人が集まって来ました。 しばし話をした後「係留料をもらおうか?」、「町の財政も大変な時だから・・」とのことで400円程の料金を徴収されました、最初は少しファイトするつもりでしたが、安かったので文句も言わず払いました。 「広尾町老人福祉センター」での入浴後休憩室でくつろいでいると、先ほどの役場の職員から電話があり「係留料の計算が30円違っていているのでこれから清算に行く」とのことで役人が車で清算に来ました、ガソリン代だけでも絶対に30円以上かかっているのに・・・、公務員の金銭感覚に唖然としてしまいました。
9/13
えりも港へ
 走行距離 : 38.4 NM
 Total : 672.5 NM
 走行時間 : 6:05
 Total : 108:05
6:55十勝出港、13:00えりも入港
今日も快晴、襟裳岬(えりもみさき)の先にあるえりも港に向けて出港しました。 十勝港までは十勝平野の平な地形でしたが、ここから先は日高山脈が海に落ちている所で海岸の景色が変わってきました、庶野(しょの)港から先は百人浜のリゾート地のような風景が続いています、まず襟裳岬近くの小さな港に近づき、岬から南に延びる岩礁地帯をまわり西側から岩礁に近づいて行きました、「岩礁ではトドが昼寝しているのが見られるよ」との話を聞いていたのですが今日はお休みのようです。
  
 
                             襟裳岬
岬を回ると間もなくして「えりも港」、役場の真正面の岸壁に着岸すると窓から見ていたようですぐに役人が駆けつけて来ました。「避難入港ですか?」と言うのですぐに「そうです、避難して入って来ました」と一言いったらそのまま役場に戻って行きました。「避難」の言葉がキーワードのようです。 停めた岸壁ではしばしばコンブの陸揚げをしています、これが「日高コンブ」なのですね。
夕方に港近く「田中旅館」で風呂をいただきました、海のみえる風呂からの夕日は絶品でしたよ
 
                          えりも港の夕日
9/14
三石(みついし)港へ
 走行距離 : 31.1 NM
 Total : 703.6 NM
 走行時間 : 5:20
 Total : 113:25
7:40えりも出港、13:00三石入港
途中に大きな浦河港があるのですが、少しでも次の目的地の苫小牧に近づくため三石港を目指して出港しました。曇り空の下ここからは日高山脈の眺めを楽しみながらの航海です。
三石港外に大きな定置網があるので港口の真正面まで行き、直角に入港していくことになり、旧港東奥の川の傍に着艇しました、すぐ東側に新港が建設されていますがまだ利用されてないようです。
早く着いたのでラーメン屋での昼食後徒歩で散策、小さな町です。
9/15
苫小牧・勇払(ゆうふつ)マリーナへ
 走行距離 : 43.8 NM
 Total : 747.4 NM
 走行時間 : 6:55

 Total : 120:20

6:50三石出港、13:45勇払マリーナ入港
朝デッキを叩く音で目を覚ましました。コンブ取りが始まりこの岸壁を陸揚げに使うとのことで、少し離れた岸壁に移動しました。号砲で一斉にコンブ船が出て行きましたが、波があるためすぐに今日のコンブ漁は中止となったようです。コンブ船が戻って来てから出港、苫小牧の勇払マリーナを目指します。
狭い海岸線が開けて平地が見えるところまで来ると、正面に苫小牧の工業地帯の建物が見えてきました。さし網地帯を避けながら東港のすぐ側を通り、西港との中間にある「勇払マリーナ」に入港、久し振りの浮桟橋です。
このマリーナは町まで距離があるので、今日の夕食はデッキでサンマを焼いて簡単に済ましました。
9/16
登別港へ
 走行距離 : 28.0 NM
 Total : 775.4 NM
 走行時間 : 4:35
 Total : 124:55
7:55勇払マリーナ出港、12:30登別入港
港を出て西港の近くを通り登別港へ、右手には札幌オリンピックの滑降の行われた恵庭岳が良く見えています、再び狭くなった海岸線の変化を見ながら登別港に近づいて行くと大きな定置網があります、迂回して入港しました。やはり北海道の定置網はどこでも大きくて港に斜めにアプローチすると必ず引っかかるようです。
この港は掘り込み港のようで狭い航路を通って漁協前の前に着岸しました。 港の前には「登別マリンパーク」の遊園地が見えます。徒歩で10分くらいにある「いずみヴィラ」で入浴と食事。
台風の影響で明日からは海が荒れるようなので、登別温泉にでも行ってゆっくりする予定です。
9/21
椴法華(とどほっけ)港へ
 走行距離 : 38.2 NM
 Total : 813.6 NM
 走行時間 : 6:00
 Total : 130:55
6:45登別出港、12:45椴法華入港
4日間この登別で待機しました。17日にはバスで登別温泉に行き、「清水屋」に宿を取り久しぶりに畳の上で寝ることができました。「地獄谷」、「のぼりべつクマ牧場」と観光し、また登別に戻り「いずみヴィラ」に2泊、昨夜船に戻ってきました。今日は恵山(えさん)岬手前の椴法華まで向います、空は晴れているが高い波が残っています。右手に内浦湾と駒ケ岳を見ながら南下、椴法華の町を右手に見て港に入ろうとするとここにも大きな定置網があり多数の漁船が作業をしていました。 一旦奥まで入って係留したのですが、漁師の指示で港口近くの岸壁に移動、この場所は引き波があり居心地の良い場所ではありません。 そういえば登別で会った漁師さんが「どこの港も国税で作られているので漁師のものではないのに、全国を漁して回っていると横暴な漁師のいる港がある、椴法華がそうだ」と言っていたのを思い出しました。
夕方、近くのお母さんが「恵山荘」まで送っていただき風呂と食事を済ませて港に戻ってから、一番奥の建設中の岸壁に船を移動しました、ここなら安心です。 沖には多数のイカ漁船がライトを点けて海一杯に広がっていました。
明日はいよいよ津軽海峡を渡って本州に向います。
9/22
下北半島・泊港へ
 走行距離 : 49.5 NM
 Total : 863.1 NM
 走行時間 : 7:45
 Total : 138:40
6:35椴法華出港、14:20泊入港
 
                             恵山岬
恵山岬をまわるとはるか前方に下北半島が見えてきました、西からの海流で少しずつ東に流されながらも、見覚えのある下北の山上に林立している風力発それに原子力発電所を眺めて泊港へ。 港に近づくと監視船のような船が近付いて来て何か叫んでいます、「泊港の南にある自衛隊の演習場で射撃訓練をしている」との事、「泊港に入る」と告げて入港、今年は市場の岸壁に着岸しました。
係留していると何やら親しげに話しかけてくる人がいます、なんと昨年むつ小川原港でスクリューに絡んだ釣り糸を取り除いていただいた潜水夫の方です、その折はお世話になりました。
風呂は諦め、港の前にある「とまり屋」で夕食、明日から本州を南下します。
9/23
八戸港へ
 走行距離 : 35.6 NM
 Total : 898.7 NM
 走行時間 : 5:35
 Total : 144:15
6:55泊出港、12:30八戸入港
今日も晴れ、ここからは昨年通ったコース、なんとなく帰ってきてしまったような気がしています。 単調な海岸を眺めながら真っ直ぐに八戸港に向いました。三沢を過ぎる頃から釣り船やモーターボートの姿を多く見るようになりました、今日は土曜日なので釣り人が多いのでしょう。かなり前から見えている大きな煙突を目指して八戸港へ、正面から太陽の光が波に光ってとてもきれいでした。 大きな外堤防を入っても港が大き過ぎて目的の新湊の方向が良くわかりません、GPSと「港湾案内」を見比べながら新湊に入って行き突堤の内側に着岸しました。
私は千葉に用事が出来たのでここで一時下船して陸路で千葉に帰ります、YMGCさんに「JR陸奥湊」まで送っていただきました、28日に戻って来る予定です。

 
                         朝日の中を八戸港へ
9/29
鮎川港から請戸港へ
 走行距離 : 54.4 NM
 Total : 953.1 NM
 走行時間 : 7:45
 Total : 152:00
6:15鮎川出港、14:00請戸入港
昨日、東北新幹線、仙石線、パスと乗り継いで鮎川港に到着していた「K&A」に戻って来て、昨夜は新しく丘の上できた入浴施設「ほっとまる」で入浴と食事をして帰って来ました。
鮎川を出港し、網地島の東側を回り直接請戸港へ、天気は曇りで視界が悪くさらに岸から離れているので陸地はほとんど見えません。 原ノ町の発電所の煙突が最初に見えて来てから次第に浪江町の陸地が見えてきました。
魚市場の前に船を着けて「海船亭」に行くと風呂は改修中とのこと、今日は食事のみで我慢することにします。
9/30
那珂湊港へ
 走行距離 : 74.6 NM
 Total : 1027.7 NM
 走行時間 : 9:55
 Total : 161:55
6:45請戸出港、16:40那珂湊入港
良い風が吹いていて昼前には塩屋崎まで来てしまいました、小名浜に入港するのは中止しこのまま那珂湊へ向かうことにします。 那珂湊のいつもの安い銭湯へ、ゆっくり湯につかり明日はハツラツと帰港したいものです。
10/01
銚子マリーナへ
 走行距離 : 45.3 NM
 Total : 1073.0 NM
 走行時間 : 6:15

 Total : 168:10

銚子ポートタワーに近づくと正面にヨットの姿が見えます、「ジョイ」でOKNさんNMKWさんが出迎えに来てくれました。
うれしい!、並走しながら久しぶりにマリーナに帰還しました。
 
                       出迎えてくれた「ジョイ」






係留位置(世界測地系)
月日 入港 北緯 東経
8月19日 増毛 N43°51′09″ E141°32′02″
8月21日 天売島 N44°26′23″ E141°19′39″
8月23日 天塩 N44°52′32″ E141°44′14″
8月25日 利尻沓形 N45°11′14″ E141°08′12″
8月26日 礼文香深 N45°18′04″ E141°02′54″
8月27日 稚内 N45°24′37″ E141°40′37″
8月28日 鬼志別 N45°20′27″ E142°10′08″
8月29日 枝幸 N44°56′06″ E142°35′08″
8月31日 紋別 N44°21′06″ E143°21′29″
9月1日 網走 N44°01′22″ E144°16′49″
9月2日 ウトロ N44°04′19″ E144°59′20″
9月3日 文吉湾 N44°20′04″ E145°19′05″
9月4日 羅臼 N44°01′10″ E145°11′56″
9月7日 標津 N43°40′12″ E145°07′46″
9月8日 根室 N43°20′28″ E145°35′10″
9月9日 落石 N43°10′49″ E145°30′30″
9月10日 厚岸 N43°02′39″ E144°50′44″
9月11日 釧路 N42°58′34″ E144°22′16″
9月12日 十勝 N42°17′13″ E143°19′17″
9月13日 えりも N42°00′56″ E143°08′45″
9月14日 三石 N42°14′57″ E142°33′04″
9月15日 勇払マリーナ N42°37′23″ E141°43′53″
9月16日 登別 N42°27′14″ E141°11′08″
9月21日 椴法華 N41°49′13″ E141°10′20″
9月22日 N41°06′07″ E141°23′37″
9月23日 八戸 N40°31′46″ E141°31′48″
9月25日 宮古 N39°38′24″ E141°57′46″
9月26日 気仙沼 N38°54′24″ E141°34′35″
9月28日 鮎川 N38°17′48″ E141°30′31″
9月29日 請戸 N37°28′58″ E141°02′32″
9月30日 那珂湊 N36°20′25″ E140°35′52″