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御前崎港マリーナで待機
 走行距離 : 0.0 NM
 Total : 181.20 NM
 走行時間 : 0:00
 Total : 32:20
昨夜から強い東風が吹いていて、夜明けとともに20m/sをはるかに超え「さつき」は岸壁から離され大きく傾きだしました。予定どおりにこの嵐が過ぎ去るのをここでジッと耐えるしかないようです。
満潮の7時前後には「さつき」が岩壁の上を渡る強風に晒されることになり、もやいロープがギシギシと伸ばされています、なんとか増しもやいをしなければ・・・。
14時の干潮時が近づき「さつき」の船体が岸壁の陰に来るようになってから、以前に作っておいたチェーンのもやいを増し、隣のヨットのオーナーの方に手伝っていただいて船首を風上に向けるよう係留しなおしました、すでに30m/sと強くなっています、まるで台風のよう・・・。
動きの大変に遅い低気圧のためこの嵐は明日も続きそうなので、今夜は近くの釣り宿「清高丸」に\2,000-で素泊まりをすることにしました。
留守の間「さつき」がどうか無事でありますように。
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御前崎港マリーナで待機二日目
 走行距離 : 0.0 NM
 Total : 181.20 NM
 走行時間 : 0:00
 Total : 32:20
昨夜は8時過ぎに眠りに就いたのですが全然揺れない布団の中で6時までゆっくりと寝てしまいました。
ここはシャワーもあるし室内には地デジのテレビとエアコンが設置してあります、これで\2,000-は本当に安い!
いつものNHKの朝ドラを見てからゆっくりとマリーナへ、晴れ間が広がっていて正面に伊豆半島の山々がくっきりと見えています、相変わらず10m/S程度の風が残っていますが昨日の風に比べればそよ風のようなもの、船に戻って懸案だったことを色々と済ませてからスパゲッティーを作り昼食後しばしの昼寝タイムとなりました。
夕方には一昨年山陰の江崎港でレジャーシートを利用して作った日除け兼雨除けが結構痛んでいたので取り換えていると、すぐ近くに住んでいるヨット乗りのSITさんが来られてコーヒーでしばしの談話、「帰途にもここに立ち寄って!」みたいですね。
夜には予報どおりの雨が!、風は収まる気配がありません、四国沖の低気圧の動きが非常に遅くて3日間以上も同じところに居座っています、明日も待機になりそう。
5/30
御前崎港マリーナで待機三日目
 走行距離 : 0.0 NM
 Total : 181.20 NM
 走行時間 : 0:00
 Total : 32:20
四国沖の低気圧は勢力を弱めてはいますがほとんど動かずまだ同じところに居座っています、今朝の天気は晴れ、風は6m/sと大分弱くなりました。
マリーナ内では10人くらいの手漕ぎのボートが練習をしています、大会があるようで大きな掛け声が響いていました。
昼近く風がほとんどなくなったのを見計らい点検のためクレーン車で吊りつり上げて船底をチェックしましたら、航行に支障はない程度ですが気になるところが見つかったため、近くの「ニュー・ジャパン・ヨット」にお願いして修理することになりました。
修理開始が週明けの月曜日からになるので、少なくともあと3日は安い釣り宿の「清高荘」に滞在することになりそうで、ブログもしばらくお休みするかも知れません。
再開は3日頃の予定、その間御前崎付近の散策をして過ごします。
5/31
御前崎港で待機四日目
 走行距離 : 0.0 NM
 Total : 181.20 NM
 走行時間 : 0:00
 Total : 32:20
今日も風弱く晴れ、特段やらねばならぬことも無く船内の整理や洗濯をしてノンビリと過ごしました。
昼時には昼食を作り隣で船底補修をしているKWHRさんと一緒にヨット談義をしながらの昼食、そして昼寝。
夕方の早い時刻に「清高荘」に荷物を置いてから、自転車で丘の上の国道沿いを散策しました。
街中には商店らしき家は少なく飲食店といえるものは見あたらず、食事のできそうな店は一軒もありませんでした、仕方なくただ一軒あったスーパーで今夜の食糧と船へストックする食糧を仕入れて釣り宿へ、今日は日曜日、ゆったりと「笑点」を楽しむことにします。
 
                      丘の上から望む御前崎港
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        御前崎港マリーナで待機五日目
 走行距離 : 0.0 NM
 Total : 181.20 NM
 走行時間 : 0:00
 Total : 32:20
今日は平日なのでこのマリーナの中は大変静かです。
午後に「ニュー・ジャパン・ヨット」のSMSTさんとSZKさんに修理のため来ていただきました。
手際の良い作業で夕方にはFRPの積層を完了、明日は整形して塗装となるようで明日中に作業が完了しそうな雰囲気です。下架は明後日になるでしょうから航海の再開は4日以降になりますね、でもこれで心配事を抱えながら航海するより、ここでしっかり補修していただくので安心して航海を続ける事ができそうです。
夕方に銚子マリーナで私の隣に係留している「K&A」のYMGCさんが四国一周の旅を終えて銚子への帰路この御前崎マリーナに入港してきました。瀬戸内や四国南岸で入港した港湾の状況をいろいろと教えていただきました、これから私も立ち寄るだろう港の情報に感謝・感謝です。
   
                      御前崎港マリーナで上架した「さつき」
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 御前崎港マリーナで待機六日目、修理が完了しました
 走行距離 : 0.0 NM
 Total : 181.20 NM
 走行時間 : 0:00
 Total : 32:20
今日も穏やかな晴天です、K&Aは朝5時頃出港していったようですが、御子元島までは向かい潮に悩まされている様子です、波浮港には何時頃到着したのでしょうか?
朝9時から「ニュー・ジャパン・ヨット」のSZKさんに昨日の続きの作業をしていただきました。工程どおり夕方には船底塗装まで終わり、これで安心して航海を続けられそうです。これでクレーン車の都合で下架することができ、後は海上状況の良い日を見つけて紀伊半島に取りつく長丁場のレグから航海を再開できそうです。
この御前崎には予想外の長期滞在となってしまいましたが、着いてから二日間以上強い風のためクレーンが使えず、作業方針が決まってから週末に入りすぐに修理を開始できなかったなどなどあり、一昨年の8月中旬に宮崎港に8日間滞在した時に次ぐ待機記録になってしまいました。
そういえば今朝、秋田の「Hackberry」ENKさんから電話がありました。「長いこと御前崎にいるけどどうしたの?」と、全く問題は無いのですが安心のための補修と、もろもろの状況で長逗留になったことを説明しました、ENKさんご心配おかけしまして申し訳ありません、お電話ありがとうございました。明日もここにいます。
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待機七日目、「さつき」が海に戻ってきました
 走行距離 : 0.0 NM
 Total : 181.20 NM
 走行時間 : 0:00

 Total : 32:20

今朝は5泊もお世話になりました釣り宿「清高荘」に丁寧に別れを告げてマリーナに来ました。
午後1時からクレーン会社にお願いして「さつき」を海上に戻しました、手伝っていただいたKWHRさんと「ニュー・ジャパン」のSMSTさんには大変お世話になりまして本当に感謝です。
船を降ろしてから自転車で漁港の方向に散策にでかけましたが、漁港に一杯のヨットが係留しているので「どちらからですか?」と声を掛けると「沼津から」とのこと、昨夜「HAZUKI」のYMDさんから、沼津から御前崎に向かっている知人のヨットがいるとの話を聞いていましたので、「もしかしてYMMTさんですか?、まさに正解でした、着いたばかりでしたので、私の買い物が済むのを待っていただき、自転車とともに乗り込み一緒にマリーナまで(私は)戻って来ました。6月03日(水) 御前崎港で待機七日目、「さつき」が海に戻って来ました
定年退職をしたばかりとのこと、はじめてのロングクルージングだそうで・「さつき」でビールを間にしてヨット談義、歳も同じくらいでしかもヨット以外の興味もほとんど一緒、「オートルートが夢です!」だと、(知っている人しか通じない言葉です)すぐに意気投合してしまい明日志摩半島の波切(なきり)港まで約70マイルを同行することになりました、YMMTさんのまずの目的地は高松とのことで、これから一週間ほどは並走することになりそうです。
と、いうわけで明日は少し早い出港になりそうなのでもう寝ます、明日からの航海の再開が楽しみです。